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工場におけるIoTやAi ジャパンものづくりカルタ


こんにちは。JMC presents ジャパンものづくりカルタ 制作事務局です。
第36回のテーマは「工場のIT化」についてのお話でした。IoTやAI、ビッグデータといったワードが世の中を飛び交い、製造業においても各社の取り組みが注目されています。
今回はJMCの取り組みを例に、工場で取り組んでいるデータの活用の一例をご紹介します。

  • ものづくりカルタ JMC飯田工場

  • 工場の室温や工程進捗を遠隔管理

    JMCの飯田工場は、業界でも珍しく室温管理された鋳造工場で、気温や湿度といった外気に影響されやすい鋳造工程の安定化を図っています。さらに、設置された空調装置には遠隔管理できるシステムを導入しており、適切な温度で作業されているか容易に確認することが可能です。
    また、遠隔で視聴できるカメラなども導入しており、遠方にいても担当者が適切に製造現場とコミュニケーションをとれるようになっています。

鋳造シミュレーション

鋳造という技術は、液体になった金属を重力で流し込んで製造する特性から、金属が冷却されて凝固したあとにどのような状態になるか予測が難しい傾向にあります。そのため初品での不具合はつきもので、何度もトライして徐々に品質を高めていきます。
このフローを合理化する手法として、鋳造シミュレーションという技術が存在します。鋳造シミュレーションでは、解析ソフトウェアに型の形状や材料の種類などの要素をインプットしておき、流体解析によって型の中をどのように金属が流れるか、どのように固まるのかをシミュレーションし、事前に最適な型構成を導き出すための仕組みです。これを利用することによってトライアンドエラーの時間が大幅に削減されるなど、工程の改善を図ることが可能です。

ものづくりカルタ JMC

鋳造シミュレーションはコンピュータを使って業務効率化を図る魅力的な技術ですが、一方でシミュレーションを行うためには高価なワークステーションが必要だったり、数時間を要する計算が必要だったりするなど、課題も残っています。