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最新の印刷技術 ジャパンものづくりカルタ


こんにちは。JMC presents ジャパンものづくりカルタ 制作事務局です。
第35回の5月28日は「進化する印刷技術」についてお話ししました。近年の印刷技術の向上により、これまで塗装でしか出来なかったものが印刷でも可能になりました。今回は特徴のある印刷技術を2つご紹介します。

2.5プリントとは

3Dプリントではなく、2.5Dプリントシステムという言葉を聞いたことがありますか。
日本では、2018年春にカシオ計算機株式会社の「モフレル(Mofrel)」の販売が開始され、デザイン業界や建築業界向けの試作品制作に使用されています。2.5Dプリントは木や布や石や皮などいままで難しいとされた様々な素材の触感や質感を、直接プリンターで表現できるそうです。また、デジタルシートを使用しフルカラーで印刷が可能なため、日本のものづくりを変革・変容させるのではないかと注目されました。
さらに、凹凸が表現可能な特徴を活かし、視覚障害者とのコミュニケーションツールの作製にも役立てられています。

水圧転写とは

水圧転写とは、3Dに2D模様を印刷(転写)する技術で、金属・プラスチック・ガラス・硬材等、様々な材料に使用することができます。水面に絵柄フィルムを浮かべ、材料を沈めて絵柄を転写させています。材料にフィルムが貼りついているのではなく、フィルムに印刷されていた「インク層」だけが転写されて残るシステムです。

ものづくりカルタ JMC

技術向上に伴い様々な工法が開発されていますが、共通していることはものづくりへのあくなき探求心なのではないでしょうか。ものづくりに関わるひとりひとりのより良いものを生み出したいという意識の集合体が変革・変容への第一歩なのかもしれません。