こんにちは。JMC presents ジャパンものづくりカルタ 制作事務局です。
第27回のテーマは「空港での手荷物検査CTタイプに変更」についてのお話でした。X線からCTになることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
今年から、米国空港での手荷物検査の際にCTスキャン方式のX線検査装置が導入されることになりました。
そもそも、空港でのX線検査とは一方向からのみビームを照射し、内容物を確認する検査でしたが、CTを用いると360度方向からの確認が可能になります。
CT検査をすることにより、上物1枚脱いで検査が可能になるため、検査のスピードがアップし、作業の効率化に繋がります。
手荷物検査でノートパソコンを取り出す理由は、精密機器でデータの破損防止ではなく、長方形の面が広く、内容物が見えにくくなることを防ぐためなのです。
CT検査を受けた場合、未現像のフィルムやインスタントフィルムに影響する可能性があるとしているため、そのようなフィルムは予め取り出しておいた方がよいでしょう。
因みに、手荷物検査場で白井さんは化粧水を持参したとき、鈴木専務は、業務用カッターを持参したときにそれらを没収されてしまったようです。
みなさん、手荷物には十分にお気をつけのうえ、安全に空の旅をお過ごしください。