ARCHIVE


陶器

ジャパンものづくりカルタ」第17回放送は、「陶器」をテーマにお届けしました。
今回は陶器と磁器のお話です。

  • 食器

  • 陶芸 轆轤

陶磁器とは

一般にやきものといわれる「陶磁器」は大きく4つに分けられ、土器・炻器(せっき)・陶器・磁器と呼ばれています。今回は、その中でも私たちの生活に馴染み深く食事の際によく使用される「陶器」と「磁器」についてご紹介します。
陶器:土もの。粘土を原料として、窯で1,100~1,300℃の温度で焼いたもので楽焼・備前焼等に代表されます。
磁器:石もの。石英(せきえい)、長石(ちょうせき)などを原料として1,300℃で焼いたもので有田焼・青磁などに代表されます。

焼窯

「陶器」と「磁器」の違いは

一見しただけでは、2つを見分けづらいのですが、一番の違いは《音》。
叩いた時に、鈍い音が発せられるのは、陶器、反対に、金属音のような高い音が発せられるのは、磁器なのです。また、熱伝導率が低いのは、陶器、高いのは磁器であり、例えば飲み物を電子レンジであたためて、手に取った時に「熱い!」となるのは磁器ということになります。

  • 陶器

  • 磁器

日本最古のやきものは

青森県大平山元遺跡から出土した無文土器で、約16,500年前のものと考えられています。中国の陶磁器生産は約8,000年前ごろ、また、古代エジプトでは紀元前3,000年ごろと言われており(諸説あり)、日本のやきものの歴史は世界に比べても桁違いといえるでしょう。

ひ

私たちの身近にある陶磁器。
お気に入りの食器を購入することも楽しみの1つですが、自分の手で土を練り成形した世界にたった1つだけの食器でいただく食事は、さらに日常が豊かに感じられるのではないでしょうか。