「ジャパンものづくりカルタ」第13回のテーマは「スタッドレスタイヤ」についてのお話でした。
ウィンタースポーツを楽しむための雪山へ向かうには「スタッドレスタイヤ」が必須アイテムです。
スタッドレスタイヤとは、自動車が積雪路や凍結路などを走行するために開発されたスノータイヤの一種です。
積雪路や凍結路の摩擦係数が低い路面で、普通のタイヤに比して駆動力や制動力をより大きく路面に伝える工夫がされています。従来のスパイクタイヤとの対比で、スタッド(スパイク)のないタイヤであることから、このように呼ばれています。
スタッドレスタイヤで重要なことは『固さ』ではなく『柔らかさ』です。凍った路面は平らなように見えて、実はデコボコしています。
氷雪性能を高めたソフトなゴムを搭載したスタッドレスタイヤは、より路面と密着することが可能で滑りにくい構造となっています。そのため雪道でも安心して運転することができるのです。
また、スタッドレスタイヤはその柔らかさを保つために、非常に細かい微粒子で構成されています。固くなったタイヤは交換が必要です。
ミゾの深さ、使用年数をしっかりと確認してセーフティドライブをこころがけましょう。
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